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初めまして

更新日:9月16日




クラファン102人から支援していただきました
クラファン102人から支援していただきました

2025年6月30日㈪古民家『山形イチマルニマル』をOPENしました。

ここまで応援してくださった皆様には心より感謝を申し上げます。

ありがとうございました。


思い返せば昨年11/1に物件を取得し、いつかお願いしたいと思っていた阿部さんより祈祷していただいたのが11/11で、その際に”座敷わらし”がいるとお聞きし、ここについては改めてお伝えしたいと思います。そんなビックリしたところからのスタートでした。そこから冬期間の雪の多さに断念し3月頃からようやく本格的にとりかかりOPENすることができました。


さらに振り返れば、黒い煙が世界を覆いかぶさってきたころ、20年働いた会社を去ったわけですが、結果的に辞めることでこの世界に入ることができました。


そこから、どうやって絨毯を販売すれば良いのかが全くわからない中、あるのは実家が絨毯屋だということ。さらに振り返ると長くなるのでここでは触れませんが、、、試行錯誤で進めてきました。


敷くから使う思考で生み出したのが【ヨガにも使える絨毯ヨガたん】


麻×ウールの天然素材『ヨガたん』
麻×ウールの天然素材『ヨガたん』
北海道から
北海道から

敷く人が減ってきている。。。


そりゃそうです。人口が減っているわけですし、ホームセンターやニトリで売っているものしか知らない人も沢山いるし、そもそも絨毯がどうやってつくられるかを知らない人が圧倒的でしたのでクラファンやりました。3年前一度チャレンジしておりまして、北海道や茨城など様々な各地から購入いただきました。


しかし、思うような結果には至りませんでした。出来上がっているヨガマット市場に殴り込みをかけるのは難しく、メーカーもあの手この手で意識した動きがあったり、そもそもが絨毯ということでヨガマット相場よりも高く、そこまでニーズを生みだすことには時間と労力がかかると判断し、一度ストップをしたのですが、この価格で売るにはその理由となる価値を届ける必要があり、どうすればいいのか考えた先にあったのが体験を届けるということでした。


そんなことを考えていた時に、偶然にも世界はコロナ禍真っ只中、自宅時間を楽しむ動画が世界中で拡散されていき、そんな折に東京でも盛り上がりを見せていきました。


そんな中、僕もスタートしたわけですが、当然田舎ではそんな盛り上がりがあるわけもなく、まず目指した先は東京でした。日本中でコロナの魔女狩りが行われているなか雑司ヶ谷へ出稼ぎにいったのがスタートでした。そこから、根津、尾山台で開催し、全国各地へと拡げ今では東日本全域で開催することができました。


~開催実績~


【関東】

東京都雑司ヶ谷、根津、尾山台、八王子市

群馬県高崎市、前橋市、伊勢崎市、桐生市、安中市、桐生市

神奈川県厚木市、

千葉県成田市、佐倉市

茨城県土浦市、

栃木県宇都宮市

埼玉県さいたま市、秩父市


【北海道】北海道札幌市、函館市、帯広市、旭川市、江別市、浦幌町、釧路市

【東北】

宮城県仙台市、石巻市、岩沼市

岩手県盛岡市、花巻市

山形県米沢市

福島県福島市、郡山市、須賀川市、いわき市

青森県青森市、八戸市、弘前市


【中部】

新潟県新潟市

長野県上田市、松本市

静岡県静岡市、山梨県甲府市、愛知県南知多町



一方、山形県大江町で3年前の7月15日に【タフティングベースにまる】としてOPENしました。さぁここからといった中、15日後に大雨による浸水被害にあい、床上2mまで被害にあったわけで、今思えばまあまあの体験をしてきました。


一階がすべて水に浸りました
一階がすべて水に浸りました

しかしながら、山形での盛り上がりにつなげることができず苦戦をしていたわけですが、どうすれば山形で集客ができるのかを考えました。さまざまなメディアに取り上げていただきながらも、いまだに盛り上げることができず力不足を認めざるを得ない中で、もがき続ける意味が果たしてあるのか、そう自分に問いかければ僕には明確に答えがあり返ってくるわけであります。


絨毯屋の息子としてのバックボーンが深く根付いているわけであります。

そして、昨年の9月をもって大江町から移転をすることとなりました。以前からそういう未来があることを聞いてはいましたが、これまでの歴史をさかのぼれば10年に一度ほどだった時間軸が近年では3年もしくは2年くらいの間隔で起きていたことから、洪水による集団移転が決まりました。



そして、移転先をテナントにしようか、民泊とセットにしようかと悩みましたが、いろいろと見て周りながら最終的に素晴らしい建物とのご縁に恵まれました。それが今回の古民家山形イチマルニマルとなります。しかも、座敷わらし付き(笑)かなり運がいいそうです。


原田龍二さんの『ニンゲンTV』で活躍しております
原田龍二さんの『ニンゲンTV』で活躍しております

欲しくても手に入れることができないと阿部さんに言われました。

話を戻します。これまでも県外からのお客様の方が多かったかもしれません。遠くは愛媛県、北海道旭川からこられたお客様もいました。自宅に泊めることもできたかもしれませんが、さすがに妻に嫌がられました(笑)

そこからです。宿泊をセットにしたら絶対に喜んでもらえると確信し今に至ります。


さて、長くなってきましたが、準備期間が終わりいよいよここからが本番です。これまでのメディアや有名人の投稿ボーナスは終わった気がします。ラグ作りができるというだけでは集客ができなくなります。大衆化が進むことで単価が下がり、下がるということはそれだけ数をこなさなければなりません。絨毯屋が苦しんだ歴史にこの流れが確実にあります。その苦しみを身近でみてきたからこそ、価値の届け方を作り出してきたわけであります。

バブルが崩壊後、大量生産によりとにかく安く、海外から仕入れし安く売ることが価値だという謎の基準が生まれ、見積りの安い方が勝ちという洗脳が行われ、沢山の日本古来の産業が廃業となりました。


安さという手段は、もはや原料高騰は至るところにあり、必ず苦しむ未来となります。確かに安いことは助かります。わかります。しかし、絨毯という品物を生活必需品枠に入れてしまった時点で買われなくなり、高い安い基準となってしまいます。


今回の体験民泊でどういった答えとなるのかはわかりませんが、価値をどうやって伝え、どうやってそれを届けるか。そこに本気で取り組んでいきます。


一度は空き家となり止まってしまった古民家に魂を灯し、歴史と未来を繋ぐ場所として年代を超え、これから出会うであろうご縁に導かれることで大きく飛躍していく気がしてなりません。ここまで夢中になって前に進め積み重ねてきた僕だけのストーリーはこれから実を結ぶ気がしてならないのです。


「つくる×泊まる×楽しむ」をテーマに、お蔵でのラグ作りや卓球、庭でのBBQや水遊びを楽しめる一方、椚平の棚田、りんごが浮かぶ温泉、スキー場など様々な観光やアクティビティーもあり、ラグ作りのタフティングと川下りのラフティングが楽しめる大変珍しい町となりました。ほかにもワイン城ではテイスティングといったさまざまなTINGが楽しめます。


最後に、今後の目標を書いて終わります。

①2026、6月迄)予約の取れない体験民泊になります。

②2026、6月頃)お蔵の2階も泊められるようになります。

③2025年クラファンやる)出張ワークショップが東日本クリアという記念本を出し、西日本クリアへ向け勢いにつなげていきます。


そんなこんなで、山形県朝日町でお会いできる日を楽しみにしております。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。


はじめてのお客様から
はじめてのお客様から

 
 
 

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